ケーフェイ
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ケーフェイ

佐山聡
1990年新装再版
ナユタ出版会
青雲社

当時のプロレス界に激震を起こした問題作(初版は1985年)。
元スーパータイガーだった佐山聡が主催する真剣勝負のシューティングについてなかなか理解を得ることが出来なかったためかなんだか、プロレスのお約束・決まり事を全部暴露し、それによりシューティングの優位性を示そうとしたような内容で、私が小学生の時に読んでいたらすごい凹んだと思われる本です。中学生の時に「プロレスってやらせなんだよ。知らないのー?」と言われ「何がやらせだよ、ゴディのパワーボムやハンセンのウエスタンラリアット見たことあんのかよ!」と本気でキレていたのを思い出します。文自体はターザン山本が書いたと本人が言っているそうですが、この本はヤバ過ぎてプロレス雑誌でもあまり取り上げられなかったようです。更に踏み込んだ内容のミスター高橋の本が出るの「ケーフェイ」から15年ほど待たなければいけませんでした。

まぁ何がどうだろうとプロレスは生き残っていて、ファンもたくさん存在するのが現状ですね。ノゲイラの関節技やミルコのキックは確かに凄いし、五味や桜庭のファイトは本当に魅力的です。だからといって三沢のエルボーや天龍チョップがそれらに及ばないとはちっとも思いません。

美下 ac

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